セキュリティソリューションを提供する英ソフォスが行った今回の調査は、Apple社の共同創設者であるスティーブ・ウォズニアック氏が旅行に持っていくデバイスの数があまりに多かったことがきっかけで行われたものだという。今回の調査は、モバイルデバイスを最も多く利用している5か国、オーストラリア、カナダ、ドイツ、アメリカ、イギリスで実施された(回答者数は2226名)。
その結果、1ユーザーあたり平均2.9台のデバイスを持ち歩いており、68%のユーザーがノートブックPCよりもタブレットを持ち運ぶことを選択している。最も多くのデバイスを携帯しているのはドイツ人(平均3.1台)。ドイツ人は、ノートブックPCも最も携帯しており、アメリカ、オーストラリア、イギリス、およびカナダ人は、スマートフォンを最も多く持ち歩いていた。また、回答者の中には、最大で12台ものデバイスを持ち歩いていたユーザーもいた。
調査への回答者の中で最も携帯率の高いデバイスはスマートフォン(85%)。一方、最も携帯率の低かったのは電子ブックリーダー(29%)という結果になった。
スマートフォンのオペレーティングシステムとしては、Google社のAndroid(40.9%)が最も人気が高く、Apple社のiOS(40.5%)を僅差で上回っている。なお、ノートブックPCのOSでは、Windowsが最も高く(49%)、Mac(22%)の2倍、Linux(8%)の6倍になっている。
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