社内の情報共有に、電子メールとファイルサーバを使っている企業は多いが、年々増加する情報量に、チェック漏れやファイルの上書きなどが生まれるケースも多い。また、プロジェクトを掛け持ちしている人、管理職は、日々飛び交うメールに埋もれている場合もあるだろう。
ガイアックスが開発したコミュニケーションツール「Co-Work」は、会社や組織のメールアドレスを登録すると、同一メールドメインの利用者だけが参加できるしくみ。自動的に情報がグループとスレッドごとに整理され、未読の情報が一目でわかるようになっている。また、コラボレーション機能によって、社外メンバーも招待することができ、社外との連携もスムースに行うことができる。
FacebookやTwitterなどでおなじみの「メンション機能」によって、特定のメンバーにタスク依頼などのプッシュが可能。受信者のトップ画面には返事が必要な投稿として掲載され、確認・返信が必要な情報だけを一目で把握できる。
また、クラウド上でファイル共有することによって、ファイルプレビューで中身を見ながらコメントを残したり、バージョン違いのファイルがいくつも存在することなく、いつでも最新のファイルとそれに関する情報がひとつのプラットフォームで共有できるようになっている。
情報共有のしやすさだけでなく、社内に分散するファイルやデータを一元管理することにも配慮された「Co-Work」。自分たちの部署だけでなく、社内全体のプロジェクトの動きにも触れることができる。Facebookを仕事とプライベートの両方で使い分けている人も多い今、社内SNSを立ち上げることが1日の業務の始まりになる日も近いかもしれない。
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