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大事なことは4つのみ! 数値を見てサイトを改善する方法

「増えた、減った」と言ってるだけの状態から卒業するためのページビューの見方

コンテンツ別にPVを分解する

 別の例で、コンテンツごとにPV、UU、訪問あたりPVを割り出して、どこかで大きく離脱していないかを確認します。また、保守フェーズに入っている案件の場合は、適切な保守がなされているか、またその効果があったのかどうかを確認するためにも、コンテンツ別に見て確認することが大事です。

手順1:PVやUUが、どのページやコンテンツで生み出されているのか確認する

 ここでは4種類のコンテンツのPVとUUをグラフ化しました。「詳細ページ」のUUが「トップページ」より高くなっています。詳細ページには、外部からのリンクが多数あるため、そこから流入し直帰するパターンが多いとこのようになります。

手順2:作成した図、グラフに対して訪問あたりのPVを確認する

 PVが伸び悩んでいましたが、以下のグラフを見ると、影響として大きそうな箇所は「詳細ページ」であることがわかります。UUのグラフと照らし合わせてみると、「マイページ」のUU自体が少ないので、ここの数値を伸ばすよりも、ボリュームのある「検索一覧ページ」と「詳細ページ」の方に力を入れた方がより効果的であることも、このグラフから見て取れます。

 詳細ページの訪問あたりPVが下がってきているから、UUが伸びても全体のPVが上がらないということが、ここまでの手順で言えると思います。ここまでなら誰でもわかるところだと思うのでさらに深掘りしていきます。

次のページ
その3:さらに複数の値で比較する

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この記事の著者

田宮 直人(タミヤ ナオト)

システムエンジニアとして、大手新聞社のサイトを複数立ち上げ、その後起業を経験。2011年にサイバーエージェントにエンジニアとして入社し、在籍中にアナリストに転身。その後、フリーランスとして、DMM、レバレジーズの解析周りのコンサル、構築、アナリストとして活動中。

Twitter

https://twitter.com/tamiyana

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/08/05 10:00 https://markezine.jp/article/detail/18094

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