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登録したユーザーを逃さないために見るべき指標(前編)
「継続」編

2013/11/01 11:00

 サービス運営者にとって「継続ユーザー」「リピーター」をいかに増やすかは大きな課題です。今回は、サイトのデータを分析してどんなアクションをするユーザーの継続率が高いのかを割り出します。ユーザーが利用前に目にする「チュートリアル」も重要な改善ポイントです!

継続の定義について

 前回の連載では、コンバージョンの最適化、エントリーフォームからの最適化について解説しました。今回は、コミュニティサイトに登録したユーザー(コンバージョンしたユーザー)が、その後どのようにサイトを利用しているか、すなわち「継続」に主眼をおいて説明したいと思います。

用語の定義

 最初に、今回使う用語を定義しておきます。

継続

 登録して、その後もサイトを利用しているユーザーを継続ユーザーとします。
 登録して、翌日使った場合を翌日継続とします。
 登録して、n日後に使った場合をn日後継続とします。毎日サイトに来訪せずとも、登録してn日後に来訪したら、継続としてカウントします。

継続率

 サイトに登録した人数を母数として、継続ユーザーで割った数を継続率とします。

例:11月1日の登録数:100人 翌日使った人20人

 継続率= 20 ÷ 100 * 100 = 20%

 それでは、上記指標を向上させ、よりユーザーに使い続けてもらうための切り口を紹介しましょう。

継続率・その他KPIを向上させるための考え方

 これはアナリストとして私が行っている仕事全般に言えることなのですが、基本的にはサービス運営側が設定した「条件を満たしている人」「条件を満たしていない人」の違いを確認し、効果的なものを探し、「条件を満たしていない人」を「条件を満たしている人」の利用に近づける努力をします。

継続率の利用シーン

 例えば、あるサイトで下記のような継続率が算出されたとします。

 2013/10/1 には、384人が登録したにも関わらず、翌日に使った人はわずか100人。登録時の人数を母数としたときに、26%しか残っていない状況です。さらに、翌日から2日後の下落よりも、2日後から3日後の下落が大きく、「この原因を究明し、下落を緩くしていこう」というようなコミュニケーションが関係者の間で行われます。

 では、早速どのような手順で分析していくか、コミュニティサイトを例に順を追って説明します。

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