PCサイトと比べて制約が多かったことから、これまで表面的な利用に留まってきた携帯・モバイルサイトのアクセス解析が変わりつつある。セッションでは、よりROI(投資対効果)を上げるためのモバイルサイトの現状把握手法、サイト改善策の立て方と効果測定手法、発展途上のモバイルサイト検索を補うリスティング広告の活用策を解説。大手モバイルサイトと協力して投資対効果を大幅に向上させた現場のノウハウを事例として紹介した(2007年9月7日に行われたイベント「MZ Day2007」についてのレポート記事です)。
企業活動において重要度を増すWebアクセス解析の役割
B5セッションは、B4セッションに続いて同じくデジタルフォレストから商品開発責任者である林經正氏が講演を行った。B4セッションがどちらかといえばモバイル市場の動向、今後の傾向などマーケティング的な観点であったのに対し、B5セッションではモバイルアクセスの具体的な解析・分析方法やポイントに重点を置いた内容となっており、双方の講演内容に目を通すことでより理解を高めることができるだろう(B4セッションはこちらへ)。
セッションではまず、「アクセス解析と携帯サイト」をテーマに、解析したデータに関する利用の変遷と携帯サイト向けアクセス解析の現状を解説した。ポイントはWebの成長とともにWebアクセス解析が果たす「役割」「が拡大し、企業活動において重要度を増しているという点だ。B4セッションでも強調していたように、従来はPV(ページビュー)のチェックが中心で、そのランキングが重要指標であったが、今後はモバイルアクセスデータの特性をよく理解し、個々のユーザーレベルでの分析により、ROI向上のノウハウを身に付けて行くことが必須となってくる。実際、先進ユーザーはそうした指標をアクセス解析結果から抽出して、事業戦略や経営戦略に利用していくなどの活用を始めているという。
モバイルアクセス解析活用の4つのコツ
次に林氏は、モバイルアクセス解析について触れ、その特徴を認識した上で、活用法には4つのコツがあると説明した。その4つは次の通りである。
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木村 春生(キムラ シュンセイ)
コンピュータ・ニュース社(現BCN)記者を経て、フリーランス。主にIT分野におけるビジネス関連記事を寄稿。得意分野はサーバ/ストレージ、セキュリティ、BI(ビジネス・インテリジェンス)など。システム導入事例の取材が多い。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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