ウォンテッドは、8月12日、ビジネスメールの署名と送信情報を解析し、連絡帳を自動作成する無料名刺管理アプリ「CARD(カード)」の提供を開始した。
仕事上で頻繁に行う名刺交換。その枚数が増えるほど、管理や整理は困難になる一方と言える。膨大な量の名刺を持ち歩くことや、名刺の情報を手動でスマートフォンに入力するのは、忙しいビジネスパーソンにとっては手間であった。
「CARD」は、「スキャンしない」「撮影しない」「打ち込まない」、そして短時間で自動的に名刺情報を管理できる無料名刺管理アプリ。ビジネスメールの署名と送信情報を解析し、連絡帳を自動作成する。ビジネスメールを解析することで、必要な連絡先が含まれた、純度の高い連絡帳を作成することが可能に。日本国内iOSのみ提供を開始し、順次他デバイスや他言語にも対応していく。また、同社が運営する「Wantedly」のユーザ登録やFacebookアカウントを持っていない人も利用することができる。
ビジネスメールの解析は、連絡帳の作成、更新する目的にのみ利用し、メールの意味解析は行わない。メールの本文は、連絡帳の作成や更新に必要な期間を経過後、破棄され同社が保持することはない。また、ビジネスメールのアカウント情報は暗号化され、同社が閲覧することもない。
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