ヘイロー・ネットワーク・ジャパンは、GMOペイメントゲートウェイ、ジェーシービーおよび三井住友カードの協力を得て、9月19日より、同社が提供するスマートフォンを利用したタクシー配車支援アプリ「Hailo(ヘイロー)」にて、事前にクレジットカード情報を登録し配車依頼すると降車時に支払手続きが不要になる決済サービスを日本国内で開始した。
「Hailo」は、2011年11月にロンドンでサービスを開始したタクシー配車支援アプリ。ロンドン、ダブリン、トロント、シカゴ、ボストン、マドリッドなどの世界の主要12都市でサービスを展開しており、すでに70万人を超える利用者を抱えている。利用者はスマートフォンにHailoアプリをダウンロードし、タクシーを利用したい時にアプリからタクシーを呼ぶだけで、契約しているタクシー会社の最寄りのタクシーが利用者の位置情報を確認し、迅速に迎車する。
今回の決済サービスにより、カード情報(JCB、AMEX、Diners、Visa、MasterCard)を事前登録することで、カードレス/サインレスでの利用が可能になる。ロンドンでは、このサービスにより、10%台であったタクシーでのクレジット利用率が60%台まで向上した。また、タクシー会社にとっては、迅速な配車が容易になりサービスが向上するとともに回転率が上がり、電話受付の人員が削減できるなど、運営コストの低減を実現する。
本サービスは、今後日本国内の各都市で展開していく予定。また、海外を渡航する際にもヘイローのサービス提供都市において、利用することが可能に。そして、海外から訪日した利用者も、日本国内のヘイローのサービス提供都市でカード決済の利用ができる。
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