ヤフーは、リアルタイムアクセス解析ツール「Yahoo!アクセス解析」とタグマネジメントサービス「Yahoo!タグマネージャー」の提供を10月30日から開始する。
ユーザーローカル社のアクセス解析技術をもとに提供している「Yahoo!アクセス解析」は、広告だけでなく、自然検索、リアルタイム分析、来訪者のユーザー属性分析など、全ての流入を一元的に管理できる最先端のアクセス解析ツール。スマートフォンアクセス解析、ユーザー属性分析、広告分析・コンバージョン分析が可能。さらに、解析データをもとにした広告配信の最適化、どのような業界からアクセスされているかの分析、スマートフォンアプリがダウンロードされた流入経路やユーザーのアクティブ率を把握できるスマートフォンアプリ解析機能も搭載している。
一方、米BrightTag社の技術を利用した「Yahoo!タグマネージャー」は、さまざまなタグを一元管理できるタグマネジメントサービス。共通タグをウェブページへ埋め込むだけで、複数のタグ管理を行うことが可能となり、タグの導入・運用負荷の削減、ページ表示時間の高速化が可能となる。国内外80以上の主要ベンダーのタグを網羅。リアルタイムでのオン/オフ反映、エラー検知が可能。拡張性のあるターゲティング機能により、A/Bテストや適切な表示頻度を維持するフリークエンシーキャップ、アトリビューション、ページのインタラクティブイベントに対するタグ管理が可能となる。
いずれのサービスも、スポンサードサーチもしくはYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)を利用しているアカウントは10月30日から原則無料で利用可能。Yahoo!アクセス解析のタグはYahoo!タグマネージャーと連携しているため、並行してYahoo!タグマネージャーを利用する必要がある。
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