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日テレ、「JoinTV」を活用した「O2O2O」プロジェクトが始動、3社と協働

 「JoinTV」は2012年3月に日本テレビが開発・実用化したサービス。テレビとソーシャルメディアを融合させた新たな視聴体験を実現するとともに、スマートフォンやタブレットなどのセカンドスクリーンとの連携を可能にすることで、視聴者はセカンドスクリーンを片手に、友だちと一緒に番組と連動したさまざまな企画を楽しむことができる。

 日本テレビは今年10月、「JoinTV」を11月よりオープンプラットフォーム化し、日本テレビ以外の放送事業者へも提供することを決定。その第一弾の展開として、11月にWOWOWが実施する大型無料放送番組向けにプラットフォームを提供。番組中で「JoinTV」を活用し、視聴者参加型・セカンドスクリーン企画を実施する。

 11月15日に開催した「JoinTVカンファレンス2013」で、日本テレビは「JoinTV」を活用した新しい広告・販促モデルである「O2O2O」を推進する戦略プロジェクトを始動させた。

 「O2O2O」とは、放送(オンエアー)から通信(オンライン)、そしてリアルスポット(オフライン)への流れを表現したもので、「Onair to Online to Offline」を意味する。番組視聴やCM視聴という放送からスマートフォンやタブレットなどのネット上へ誘導し、さらに、スマートフォンから、実店舗やイベントなどに誘導することを指す。巨大なリーチを有するテレビCMと、ますます普及するスマートフォン、さらにリアルな店舗やイベントを組み合わせることによって、効率的な広告展開や、消費者とのコミュニケーションを実現する。

 本プロジェクトに参画するのは、バスキュール、ビーマップ、日本マイクロソフトの3社。バスキュールは、インタラクティブ広告の企画制作会社で、テレビとインターネットを組み合わせた双方向番組を多数開発している。本プロジェクトでは、バスキュールが開発した「インタラクティブ・エンターテインメント・プラットフォームMIES(Massive Interactive Entertainment System)」と「JoinTV」を融合させ、新たな双方向番組のプラットフォームを提供する。

 また、公衆無線LAN網の開発や企画に実績を持つビーマップは、ビーマップが開発した「PUSH型コンテンツ配信システテム」と「JoinTV」を連携させ、実店舗などへのスムーズな消費者の誘導を実現。また、日本マイクロソフトは、ビッグデータ収集・解析に関わるクラウドプラットフォームを提供する。

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2013/11/18 13:00 https://markezine.jp/article/detail/18861

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