スマートフォンサービスへと変革した「Ameba」
2012年秋にテレビCMをジャックした「アメーバスマホ♪」という軽快なリズムを覚えているだろうか。サイバーエージェントが約30億円という同社過去最大の広告費を投下して行った「Ameba」のプロモーション。これは同社が運営する、ブログを中心とした「Ameba」のイメージを、スマートフォン向けサービス「Ameba」へと変革させるために行ったものであった。
その戦略方針のもと、スマートフォン向け「Ameba」内のサービスとして、「きいてよ!ミルチョ」「パシャっとmyペット」「Candy」「ペコリ」といった様々なスマートフォン向けコミュニティサービスを怒涛のペースで次々とリリースしたことも記憶に新しい。これらのコミュニティサービスの月間ユニークブラウザ数は1,100万人を超えるなど、「Ameba」のスマートフォン市場における存在感は一気に拡大した。
現在、「Ameba」はブログやアメーバピグのほか、これら40以上のコミュニティサービスを抱えている。またスマートフォンからの月間アクセス約152億PVという数字からもわかるように、多くのユーザーが集まるスマートフォンサービスへと進化を遂げた。そしてこの度、同社はスマートフォン向け「Ameba」を活用した「アメーババウンドマーケティングプログラム」という新たなサービスを昨年より開始した。
根強い口コミのパワーを、スマホファーストプロモーションで活用する
「アメーババウンドマーケティングプログラム」は、弊社がこれまでアメブロとアメーバブロガーをはじめとしたインフルエンサー組織の活用から導きだしたスマートフォンに最適化したコンテンツ設計、そしてスマートフォン向け「Ameba」を包括的に活用した誘導力を武器に、企業が商品を効果的にプロモーションできる仕組みになっています」と、同社 アメーバ事業本部 広告部門 オリジナルアド プランニングディレクターの竹中剛氏は話す。
「『口コミは強い』と昔から言われているように、現在でもその信頼性は極めて高く、企業にとってはブログや口コミを活用した施策の重要度は高まっています。また一方で、インターネット上にある情報量は10年前に比べて約410倍とも言われており、例え魅力的な商品であってもその情報を上手く発信しなければ、ターゲットに認知してもらうことさえ厳しいでしょう」
このような背景から、同社は企業が向き合っているブランドの認知促進や価値向上を支援するために、同プログラムを開発した。
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