メディアシークと日本郵便は、2月1日から、郵便ポストを情報発信拠点とし、QRコードを利用したスマートフォン向け地域情報サービスを開始する。今回は京都府舞鶴市の協力の下、京都府舞鶴市内にある190か所の郵便ポストにQRコードを掲示する。なお、地方自治体の協力の下で本サービスを実施するのは、今回が日本初の試み。
本サービスではQRコードつきステッカーを貼った郵便ポストと、メディアシークの提供するスマートフォンアプリ「バーコードリーダー/アイコニット」を使用する。利用者が郵便ポストに掲示されたQRコードにスマートフォンをかざし、同アプリを使ってQRコードを読み取ると、ポストの位置情報を活用して、ポスト周辺の観光情報、地域情報、お店情報等を閲覧することができる。
また日本語を含む6か国語に対応しており、誰でも認識しやすい郵便ポストを目印に使うことで、海外からの観光客の方に対しても効果的な情報提供ができる。今後、同社は日本郵便との連携をはじめ、同アプリを活用した地域情報発信サービスの強化・拡大を進めていく予定。
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