リクルートは、米国のMOOCs(Massively Open Online Courses)プロバイダーUDACITYと、日本における普及活動を目的とした協業契約を締結した。
UDACITYは、データサイエンスやモバイル開発、コンピュータサイエンスなど最先端のテクノロジー系の分野でキャリアアップにつながる教育サービスをオンラインで提供している。そのラインナップは、コンピュータサイエンスの入門講座から人工知能などの上級講座までと多岐にわたっている。UDACITY設立者のセバスチャン・スラン氏は「Google X Lab」の立ち上げに携わり、「Google Glass」などのプロジェクトの研究開発に従事していることでも知られている。
今回公開された講座は以下の6講座。すべて日本語字幕付き。今後、その他の講座の翻訳も進める。
- Algorithms(アルゴリズム)
- How to Build a Startup(スタートアップを起こすには)
- HTML5 Game Development(HTML5ゲーム開発)
- Interactive 3D Graphics(インタラクティブ3Dグラフィック)
- Intro to Hadoop and MapReduce(Hadoopとマップリデュース)
- Web Development(Web開発)
リクルートは運営するMOOCs情報サイト「Edmaps」内に「UDACITY on Edmaps」を開設し、UDALITYの全講座(2014年2月20日時点)のカタログおよびシラバスを日本語で紹介するとともに、全講座紹介動画を日本語化して公開している。
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