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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

三橋ゆか里の「女性向けマーケティング☆ア・ラ・モード」

洋服を“色”で提案する色彩特化型のセレクトショップ「IROYA」に行ってきました

ストリートから生まれる変化をデータとして抽出する

 でも、店舗があってECもあるという今のIROYAには特に目新しさは感じない…。本当の仕掛けはこれからだと話す大野さん。

 週に5000人が通るトレンド発信地、原宿キャットストリートに店舗はある。近い将来、お店の内外に定点カメラを設置して、通りすがりの人が着ている服の色を抽出するような取り組みを検討中。みんなが今どんな色を着ているのか、隠れブームは何色なのかなど実態を探れるようになる。

 「雑誌やメディアが一方的に発信する情報ではなくて、ボトムアップで多様な色のトレンドを出して行くことができるようになります。この色のビッグデータを、マーケティングやブランディングだけでなく、最終的に物づくりのプロセスなどにも活かせると思っています。」

デジタルな遊び、今のあなたをアブストラクトに表現

 IROYAの店舗では、ちょっとした色のアトラクションも準備中。ディスプレイの前に立つと、今着ている色を抽出してくれる。それを幾何学模様にデザインしたTシャツをプリントしてくれるの。3000円くらいで販売されるみたい。

 トレンドだとか、ブランド名だとかにとらわれず、色という切り口だけで楽しむお買い物体験。純粋に「好き」かどうかで商品を手に取ることができそう。気になる方は、キャットストリートのIROYAに足を運んでみてね。

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この記事の著者

三橋 ゆか里(ミツハシ ユカリ)

ライター・記者。
オンラインショップ、UIコンサルティング会社、Web制作会社等を経て2009年に独立。日経デジタルマーケティング、TechWave、Tech in Asia(英語)などで執筆。また、女性誌のウェブサイトやスマホアプリ紹介の記事も手がける。アジアのITニュースが集まるStartup Datingでは、...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2014/04/03 10:30 https://markezine.jp/article/detail/19562

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