屋内や地下での位置測定はWi-Fiの利用が主流だが、通常数メートルの誤差が生じるため、吹き抜けのビル内や、狭いスペースに複数のブースが並ぶイベント会場などでの位置表示には不向きだった。
「SONICNAUT(ソニックノート)」は、スマートフォンに内蔵したマイクを利用し、非可聴域の音波を受信することで、誤差わずか約30cmの範囲で位置を測定する。ショッピングモールやイベント会場で、店舗内での商品陳列場所やブース位置を示すなど、さまざまなサービスを提供できるようになる。
「SONICNAUT」は、国内の最先端の技術を展示する「先端技術館@tepia」(東京都港区)にて、2015年3月上旬まで一般公開中。
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