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アクセス解析徹底活用ガイド

行動ターゲティングを活用したSEO/SEM対策とは


個々のユーザーの行動属性に適した広告を自動表示

 このac cruiserと並んで、収集、分析されたユーザーの行動履歴を元に、個々のユーザーの行動属性(興味や嗜好)に適した広告を自動表示するASPサービスとして、このほどアクティブコアから新たに提供開始されたのが「ad insight」だ。

ad insightの特徴は行動ターゲティング技術による自動最適化

 ad insightは、ユーザーの現時点の行動と過去の閲覧履歴から興味や嗜好を表すセグメント情報を基に自動分類するため、条件定義(配信ルール)が必要なく、一人一人の行動属性に合った広告を表示できる。この点が、従来のLPOのようにA/Bテストや多変量解析をベースとした手法と大きく異なる点だ。

「ac cruiser」と「ad insight」それぞれの特徴
図2「ac cruiser」と「ad insight」それぞれの特徴

従来のツールでは実現できなかった、ユーザ行動に対する最適化を行なう

 ad insight には、IP アドレスからユーザーの都道府県を判別する地域ターゲティング、性別、年齢、家族構成等の属性条件を組み合わせる属性ターゲティング、「潜在客」「見込客」といった区分で表示を変えるリターゲティングなどの機能を備え、これら複数手法の組み合わせで、より効果的な広告配信が実現できる。

 もうひとつの大きな特徴は自己学習機能だ。これはユーザーが表示広告をクリックした際に、クリック効果の高い媒体をスコア化。このデータを蓄積していくことで、初めて訪問するユーザーに対しても、類似の媒体から流入したユーザーがよくクリックする広告を表示してくれる。データが蓄積すればするほど配信精度を自己学習で改善していくため、まさにamazonのモデルを自社サイトで実現することが可能となる。

同一のタグを使ったスムーズな管理

 ad insightはac cruiserのノウハウを活用して開発され、ユーザー行動の計測に使用する専用タグは、共に同一タグを使っている。このためタグID の管理が不要で、動的なコンテンツの測定や複数の異なるドメインが混在するサイト間の来訪者セッション管理にも標準で対応する。両サービスが連携することで、統一のマーケティングプラットフォームとして機能し、広告担当者やサイト管理者が、自社サイトの効果測定(検証)から顧客獲得まで、複雑な対応もトータルサポート、投資効果の最大化に大きく貢献してくれるはすだ。

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この記事の著者

木村 春生(キムラ シュンセイ)

コンピュータ・ニュース社(現BCN)記者を経て、フリーランス。主にIT分野におけるビジネス関連記事を寄稿。得意分野はサーバ/ストレージ、セキュリティ、BI(ビジネス・インテリジェンス)など。システム導入事例の取材が多い。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/11/01 12:30 https://markezine.jp/article/detail/1983

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