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アクセス解析徹底活用ガイド(AD)

販売スタートから12年。老舗アクセス解析ツール「SiteTracker」のこれから

 Webマーケティングに有効なアクセス解析ツールの定番「SiteTracker」の国内総販売代理店が、エー・エス・アイの民事再生手続開始申立を受け、アセンディアに事業譲渡された。販売元は変わったものの、「SiteTracker」は携帯電話向けサイトに対応するオプションを発売するなど進化を続けている。今回は、株式会社アセンディアのネットビジネス事業部 企画サービス部のマネージャーである外立貴宏氏に「SiteTracker」の現状や今後についてうかがった。

「アクセス解析」はこれからが本番

 「SiteTracker」といえば、Webマーケティングに有効なアクセス解析ツールの定番としておなじみだ。同製品はこれまで、エー・エス・アイ株式会社(旧アスキーソリューションズ)が国内総販売代理店として同製品を取り扱っていた。しかし、7月1日のエー・エス・アイの民事再生手続開始申立を受け、株式会社アセンディアに事業譲渡された。

 アセンディアのネットビジネス事業部 企画サービス部のマネージャーである外立貴宏氏は、「事業譲渡は7月31日に正式決定しました。『SiteTracker』の販売やサポートといったサービスの継続を行うにあたり、私たちはまずエー・エス・アイからアセンディアへの契約切り替えを最優先に進めました。現在のところ特に問題なく移行が進んでいます。開発元の米UNICA社とのSiteTracker販売契約も、すでにアセンディアに移行されています」と語る。

エー・エス・アイからアセンディアへ。『SiteTracker』の新たな歴史がはじまる。
アセンディアロゴ

老舗サービス事業者から見たアクセス解析の今

 事業譲渡によってアセンディアブランドとなった「SiteTracker」だが、アクセス解析の背景と現状はどのようになっているのだろうか。

 「『SiteTracker』は、Webサイトのアクセスログを解析したいという提供者側からのニーズによって、12年前に登場しました。テキストの羅列であるログを解析することでWebサイトへのアクセス傾向を知ることができます。当時は『何名のアクセスがあったか』という程度でしたが、現在ではマーケティングツールとして認識されています。

 アクセス解析を行うことで、特定のユーザーがどこからそのWebサイトにやってきたか、どのページを閲覧して、どんな商品を購入したか、どこで離脱するのかがわかるようになります。これによって、たとえばアクセス数が減っている場合の原因を調べるなど、サイト運営の課題を発見して対策を講じられます。また、最近一般的になったリスティング広告と組み合わせることで、より詳細な解析が可能になり、マーケティングにも活用できるようになっています。

 最近の傾向としては、Webサイトのリニューアルやキャンペーンサイトの公開に大規模な予算を投入するケースが増えており、失敗が許されません。そのため、事前に十分な効果測定を行う必要があり、アクセス解析もより精度の高いものが求められています。

 また、携帯電話向けサイトのアクセス解析のニーズも高まっています。携帯電話の場合は、携帯電話独特の特性や、キャリア、機種ごとに仕様が異なり、ユーザを特定してサイト内での動きを追うことが難しくなっています。しかし、携帯電話からWebショップなどを利用するケースも増えているので、重要なマーケットとなっているのです」(外立氏)という。

ますます進化する「SiteTracker」の詳細はこちらからどうぞ!

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この記事の著者

吉澤 亨史(ヨシザワ コウジ)

元自動車整備士。整備工場やガソリンスタンド所長などを経て、1996年にフリーランスライターとして独立。以後、雑誌やWebを中心に執筆活動を行う。パソコン、周辺機器、ソフトウェア、携帯電話、セキュリティ、エンタープライズ系など幅広い分野に対応。お仕事の依頼は、kouji@zawa.net までご連絡ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2008/12/01 17:26 https://markezine.jp/article/detail/5742

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