CertiVox社は、ユーザーの利便性を向上させつつ、堅牢なセキュリティシステムの構築を可能にするためのソフトウェアベースの多要素認証プラットフォームを開発している。
同社のM-Pinソフトウェアは、サーバにIDやパスワードを記録することなく認証できる仕組みであるため、サーバへのアタックによる顧客情報流出を防ぐことができる。また、クライアント側に追加の認証デバイスなどを必要とせず、スマートデバイスなどでのソフトウェア処理だけで認証が完結する。
NTTドコモ・ベンチャーズは運用するファンドを通じて、CertiVox社が実施するシリーズBラウンドへ参加し、出資を実行。CertiVox社の発表によると、NTTドコモ・ベンチャーズとOctopus Investmentsから800万ドルを調達した。NTTドコモ・ベンチャーズは、CertiVoxの取組みがNTTグループの法人顧客向けビジネスやクラウド関連の分野へ貢献するものと期待を寄せている。
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