日本マイクロソフトが提供する、教育機関向け無償クラウドサービス「Office 365 Education」の、国内ユーザー数が170万人を突破した。同社は今後、教育機関が無償で利用できる、クラウドストレージ「OneDrive for Business」の容量を、1ユーザーあたり25GBから1TBへ順次増強。「Office 365 Education」の利便性をさらに高める予定。
「Office 365」はメールやドキュメント編集などが可能なクラウドグループウェア。「Office 365 Education」はエンタープライズ版と同じ機能を使用できるというもので、2012年6月より教育機関に無償提供がされてきた。当初は大学を中心とした高等教育機関での採用が進んだ。2013年以降は、教職員間の情報共有基盤としての導入や、初等・中等教育のICT授業実現を目指した導入、実証研究が行われるようになった。その結果、利用者数が170万ユーザー(2014年5月22日現在)を超えることとなった。
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