調査会社コムスコアは、利用動向調査サービス「World Metrix」によって集計したデータをもとに、日本におけるトップウェブプロパティと訪問者の増加を示したウェブプロパティを発表した。プレスリリースは日本語で発表されている。
9月のトップ3は、Yahoo!、Google、Microsoftサイトが占めた。Yahoo!サイトの訪問者は4,070万人以上で、前月比マイナス1%ながら1位を堅持。Googleサイトも前月比4%アップの3,200万人以上の訪問者を集めた。3位のMicrosoftサイトも、1%アップして3,000万の大台をキープしている。その中で、注目されるのは8位のWikipedia。この2ヶ月間で最も訪問者数を上昇させているという。
また、9月に訪問者が増加したプロパティ調査によると、ショッピングサイトの検索や比較ができるビカムショッピングサーチ(BECOME.CO.JP)が前月比72%アップの220万人の訪問者を集め、訪問者増加率で1位となった。また、SNSサービス「MySpace」(MYSPACE.COM)を傘下に持つFox Interactive Mediaが14%増加、250万人の訪問者を集めた。また、9月末のF1日本グランプリの開催によって、ホンダが210万人、トヨタが250万人、訪問者を増やしている。
プレスリリース:「COMSCORE が9月の日本のトップウェブランキングを発表 Yahoo!サイトが日本でのトッププロパティを維持 グランプリレースが自動車メーカーサイトへの訪問者を牽引」