メディア計測と最適化プラットフォームを提供するIntegral Ad Science(以下、IAS)は、TikTok for Businessの広告ネットワーク「TikTok Pangle」において、IASのブランドセーフティ計測機能が新たに統合されたと発表した。これにより、TikTok Pangleを利用する広告主は、従来のビューアビリティや無効トラフィック(IVT)計測だけでなくブランドセーフティの計測にも対応できるようになった。
具体的には、広告主はIASのAI駆動型「Total Media Quality(TMQ)」による入札後(ポストビッド)計測を活用し、TikTok全体およびPangleの広告在庫における第三者検証を行える。TikTok Pangle 向けにIASの入札後計測が提供する主な機能は以下の通り。
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Total Media Quality(TMQ)のカバレッジ拡大:
ビューアビリティ、無効トラフィック、およびブランドセーフティ計測をTikTok Pangleで提供。さらにTikTok向けTMQにおいては、おすすめフィード、プロフィールフィード、フォローフィード、検索フィード、およびTikTok Lite(対応市場のみ)をカバー。 - グローバルリーチ:APAC、EMEA、LATAMを含む地域にリーチするTikTok Pangleの広告インベントリに対応
- 信頼できる第三者検証:TikTok Pangle上で配信される広告が、業界標準に準拠したブランドセーフなモバイルアプリ環境に表示されていることを独立した第三者として検証。
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