Integral Ad Science(以下、IAS)は、パブリッシャーおよびサプライ・サイド・プラットフォーム(SSP)向けに、アテンション計測製品「Quality Attention」を提供することを発表した。
これまでQuality Attentionの指標とデータは広告主にのみ提供されていたが、これにより、パブリッシャーにも広告在庫に関する洞察を提供。収益率の最適化と収益機会の最大化に向け、サポートを拡大する。
また、パブリッシャーは広告のビューアビリティ・広告環境・顧客とのインタラクションがキャンペーンの効果に与える影響を把握することで、広告主のパフォーマンスを可視化しパフォーマンスの透明性を提供できる。
さらに、IASを利用中の広告主と広告代理店は、同様のアテンション指標をパブリッシャーやSSPとも管理画面経由のレポートを通して確認することが可能に。広告の買い手側と売り手側がアテンションを軸に広告取り引きを行える、指標を標準化したエコシステムの構築が実現可能となる。
加えて、パブリッシャーとSSPは、Quality Attentionのデータをエンゲージメントの高い消費者へのリーチを促進するカスタム・セグメントやカスタム・パッケージの作成に使用し、新たな収益源を生み出すこともできる。
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