現地時間6月17日、米Adobeは、2014年度第2四半期(3月1日~5月30日)の決算を発表。クラウド事業が牽引し、収益拡大の結果となった。
第2四半期の業績ハイライト
・収益は10億7,000万ドル。目標値10億ドル~10億5,000万ドルの上限超え。
・当四半期末の有料Creative Cloudサブスクリプション件数は230万8,000件。第1四半期末から46万4,000件増。
・クリエイティブ分野の年間の経常収益(Annualized Recurring Revenue以下ARR)は12億ドルに拡大、デジタルメディア全体では13億8,000万ドルに拡大。
・当四半期のAdobe Marketing Cloudの収益は、前年同期比23%増の2億8,300万ドル。
・GAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は、0.17ドル。Non-GAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は、0.37ドル。
・営業キャッシュフローは3億6,800万ドル。繰延収益は過去最高の9億2,900万ドルに拡大。
・当四半期の収益の53%がCreative CloudおよびAdobe Marketing Cloudによる経常収益。
・当四半期中に約260万株を買い戻し、約1億6,600万ドルの現金を株主に還元。
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