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ビデオストリーミング文化を牽引する“ミレニアル世代”/マネタイズに成功したパブリッシャーが実践する戦略とは?

フラグメンテーション化するオーディエンスを捉える

――では、ライブストリーミングのトレンドが継続する中で、パブリッシャー側はそれを勝機とするためには何をすべきでしょうか?

Paul氏:分散化、複雑化(fragmentation/フラグメンテーション)するオーディエンスをしっかり捉えることが、まず大切です。これまでは、自分たちのオーディエンスの特性を把握するのはさほど難しいことではありませんでした。それが今は、スマートフォンやゲーム機、スマートTVなどを使っていつでもどこでも好きな時間帯にコンテンツを楽しめるようになっています。デバイスと配信方法の多様化によって、さまざまなシーンに自社のオーディエンスが存在するようになっているのです。

 ですから、その人たちへのリーチを高めてマネタイズの最大化を図るなら、まずはその姿を正しく把握し、いつでもどこでもどのデバイスでも楽しめるようなコンテンツ提供を考えることが大事です。

マネタイズに成功したパブリッシャーが実践する戦略

――最近の傾向としては、10分以上の長いビデオコンテンツもよく視聴されるようになってきていると聞きました。これについてのビジネスチャンスをどう考えられていますか?

Paul氏:長尺コンテンツの視聴については、当社の配信システムを利用するユーザーの動向からも、確かにその傾向が現れています。これに対応し、マネタイズに成功しているパブリッシャーが実践していることを明かすと、「オーディエンスが求めているものを提供する」ということに尽きると思います。長尺が好まれるなら、それを用意して広告をロールの途中や後に入れたりできますし、サブスクリプションモデル(定額課金制)を取ることもできるでしょう。

 その好例として、アメリカでYouTube以上のネットトラフィックを占めている企業「ネットフリックス」を挙げたいと思います。彼らは元々展開しているオンラインDVDレンタル事業に加えて、ビデオストリーミング視聴も提供しています。比較的手ごろな月額制で、いつでもどこでも見られるという利便性をもってオーディエンスを増やしながら、月額制で見るのにお得感のあるプレミアム作品をシーズンごとに投入しています。

 「いつでも、どこでも、さまざまなデバイスでコンテンツを楽しみたい」という生活者のニーズを捉えて、その環境をいち早く整えてオーディエンスを獲得して収益を上げました。それからコンテンツの拡充など、さらなる付加価値の提供と収益化を図る工夫をして、より高いレベルの市場を開拓している点は学ぶところが大きいと思います。

――日本ではまだ、サブスクリプションモデル自体が広がっていませんが、日本のプレーヤーの状況はどのようにご覧になっていますか?

Paul氏:実例という点ではこれからかもしれませんが、日本企業でもこういったトレンドを十分認識してはいると思います。日本のブライトコーブでも、さまざまな日本のブランドやメディア企業からストリーミング配信を提供したいという相談を受けている状況です。私たちとしても、YouTubeをはじめとする動画サービスの広がりには注目しているので、日本市場へ向けた独自の商品開発への投資を行っています。

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主導権を持っているのはオーディエンス

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2014/07/28 14:00 https://markezine.jp/article/detail/20364

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