ヤフーと、米国トレジャーデータは、法人向けビッグデータビジネス領域で業務提携することを発表。企業が自社データを活用できる基盤を構築するため、両社は、企業のビッグデータを収集・保管し、短時間で容易に分析できる、クラウド型のビッグデータ分析基盤ソリューション「Yahoo!ビッグデータインサイト」を提供する。
近年、企業のマーケティング活動の中でビッグデータに注目が高まる一方、データの収集・保管・分析に必要な環境整備やコスト、専門技術者の不足が課題となっている。本ソリューションは、トレジャーデータのクラウド型DMS「トレジャーデータサービス」を用いており、これまで企業ごとに独自に構築・運営してきた分散処理プラットフォームなどに比べ、低価格、高速かつ容易にデータを分析することができる。インフラの運用管理を事業者側が行うマネージドサービスなので、データ分析の専門家だけではなく、マーケティング担当者も活用することが可能となる。
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