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TVCM×インストリーム動画広告、TVCM単体より興味関心など高くなる傾向【博報堂DYM調査】

 博報堂DYメディアパートナーズは、「TVCM×InStream動画広告のクロスメディア広告効果調査」を行った。調査の結果、TVCMとInStream動画広告※をかけ合わせることで「ターゲットリーチ効率」を向上させる結果が得られた。また、TVCMとInStream動画広告の重複接触の場合、TVCM単体接触と比べて、「広告認知率」や「商品への興味関心」等において高くなる傾向が見られた。

結果抜粋:食品業種/男性20-34歳ターゲットの場合

 一定金額を超える広告出稿規模の場合、「TVCM×InStream動画広告出稿」は「TVCMのみ出稿」に対し、広告出稿金額が同じでも、若い年代を中心としたターゲット(性/年代など)におけるリーチ効率を向上させることがわかった。

 同じフリークエンシー(広告接触回数)の場合には、「TVCMのみ接触」に対し、「TVCMとInStream動画広告への重複接触」の方がより高い広告認知率を獲得する傾向が確認された(グラフ2)。また、広告商品への意識(広告認知/商品認知/商品興味関心/商品購入利用意向等)は、「広告非接触」と比較した場合、「TVCMのみ接触」で+9.8ポイント、「InStream動画広告のみ接触」で+4.6ポイントと高い傾向が見られた。さらに「TVCMとInStream動画広告への重複接触」の場合+13.9ポイントとなり広告商品への意識向上の割合が一層高まることが確認された(グラフ3)。

 InStream動画広告について
 グーグル株式会社が提供する、動画コンテンツ視聴前にオンラインで配信される15秒強制視聴型の動画広告。今回の調査対象のキャンペーンでは、TVCMとYouTube InStream動画広告において同一の広告素材が使用されている。

 【調査概要】
 対象キャンペーン:2013年4月以降に実施された、7業種・16キャンペーン
 対象者:広告効果調査パネル、関東地区男女18-59歳のPCインターネットユーザー32万人以上
 実施企業:株式会社ビデオリサーチインタラクティブ

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2014/09/05 08:00 https://markezine.jp/article/detail/20845

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