アクティブコアの統合CRM分析/プライベートDMP「ac meister」が、阪急交通に採用された。同システムの導入により、阪急交通はWebサイトと営業所での販売データとWeb行動ログを統合し、顧客分析に基づくパーソナルレコメンドを目指す。
阪急交通は、国内最大級の総合旅行予約サイトを運営しているが、同サイトではスマートフォンやタブレットからの訪問ユーザ数が増加傾向にある。また、予約前にWebサイトで旅行情報を閲覧する会員ユーザが一定の割合を占める。そのため、異なる利用端末や販売チャネルを統合した会員一人ひとりの反響や旅行嗜好を顧客分析し、多様化する顧客行動に合わせた情報提供のパーソナライズ化を実現することが課題だった。
「ac meister」の導入により、阪急交通は、オムニチャネル(Webと営業所)の販売データと、マルチデバイスを利用するWeb上の行動ログを統合した顧客分析を行い、会員組織別の売上推移やキャンペーンの反響効果、アクティブ会員の把握できるようになる。これにより同社は、ツアー商材別やデバイス別の利用状況から、顧客セグメントに合わせてパーソナルレコメンドを実施し、売上アップと顧客ロイヤルティの向上を目指す。
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