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ネットコン猿・道明寺猿ノ介が斬る!勘違いから学ぶネット広告&ネット経済

広告代理店と媒体社を結ぶ「メディアレップ」←単なるピンハネ屋じゃねーの?の巻

媒体社からみたレップさん

媒体社さんから見た必要性についてご説明しますと、これは主に営業代行という機能になります

通常は、自社の広告媒体については、資料を作って自ら広告代理店を回るわけですよね

そうです。ただ、インターネット企業には、若い会社や社員数が少ない会社が多いんです

数人で作っている会社なんてのも、ザラにありますものね

ええ。ただ、私どもが普段からお付き合いしている広告代理店さんだけでも、200社以上あるんですよ

200社!

ええ。ですから、数人規模の会社ですと、これらを回って自社サイトの営業を効果的に行なうことは極めて難しい。だから、私どものようなところが、代理店さんへの営業を代行しているというわけです

ふーむ。なるほどぉ。次から次へと媒体が生まれるインターネットの特性が、メディアレップというものの存在を必要としているわけですかぁ

あと、細かい点ながらも広告代理店、媒体社ともに、役立っていると評していただいている業務に、入稿整理があります。他の媒体と比べると、インターネットの広告というのは、入稿作業がとても煩雑なので、それをメディアレップが行なっているわけですね

たしかにインターネットのデータ入稿というのは、専門知識のある人に交通整理していただいたほうが、安心ですよね

門外漢がやると『このファイル開きませーん』とか『データの形式が間違ってまーす』なんてことが、頻発しそうだもんなぁ。ふーむ。メディアレップさんって、すごく役立ってるんですねぇ。単なるピンハネ業者だなんて疑って、すみませんでした……

……「悪いやつ」ではなく、ネット広告に欠かせない「縁の下の力持ち」だったメディアレップ! 次回は、その企画力にも注目していくぞ!

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この記事の著者

岡部 敬史(オカベ タカシ)

72年京都市生まれ。『別冊宝島』の編集を経て編集・執筆業。ブログ評論家。著書に『ブログ進化論――なぜ人は日記を晒すのか』(講談社プラスアルファ新書)、『Web2.0殺人事件』(イーストプレス)。『このWeb2.0がすごい!』(日経BP社)。編著書に『このブログがすごい!』(宝島社)などがある。個人のブログは『岡部敬史の編集記』

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/11/15 09:00 https://markezine.jp/article/detail/2115

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