「安い」「送料無料」「即日お届け」で、日本でも成長著しいAmazonのネット通販。Amazonが公表した日本国内の2012年12月期売上高は約7,300億円。前期比18.6%増で(Amazonが米国証券取引委員会に提出した年次報告書から判明)、他のモール出店者にとっても実店舗にとっても脅威となっている感じがします。
すでにネットショップを運営している店舗さんからも、「Amazon出品方法がわからない」「どうやったら売れるのかわからない」という声を聞く機会が多くなってきました。そこで、Amazon出品について、全3回の連載で解説していきます。
今回のテーマは「Amazon出品について知ろう」で、以下4つのトピックスを取り上げます。
- Amazon3つの出品形態
- 商品カテゴリの種類(20のテンプレート)
- 出品者配送とFBA(フルフィルメント)
- Amazonカタログ追加と新規商品登録
Amazon3つの出品形態
Amazon出品(出店)サービスは、Amazon.co.jp上で商品を販売するためのサービスで、その出品形態は「小口出品」「大口出品」「出店型出品」の3つの形態があります。
出店形態 | 特徴 |
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小口出品 |
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大口出品 |
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出店型出品 |
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月に予測される注文数が40件以下という、商品数が少ない出品者向けが「小口出品」で、法人や個人事業主に関わらずその多くは「大口出品」です。
「出店型出品」は、出店という形で商品を販売する出品で、お店のトップページ(ストアフロント)をデザインできるなどメリットが多い出品形態です。しかし、Amazon独自の判断で選ばれた出品者しか使えないサービスです。(続きはECzineで)
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