SEOだけじゃない 始めたてのお店に来てもらうには
第2回で「ソーシャルメディア」についての話をしましたが、今回は「サーチ」から「ディスカバリー」へ変わる消費購買への道と題して、書かせていただきます。
前提として、「サーチ」(検索)が今後なくなるということは決してありません。Googleの検索エンジン対策、最適化はもちろん必要です。しかしながら、はじめたばかりのお店の場合、ビッグワード(例えばファッションなどの一般語)で上位に表示されることはまずありませんし、お店の名前が検索されることも少ないと思います。よくセミナーなどで「どうすればSEOできるのか?」みたいな質問を多くいただきますが、スタート時点で注力すべきはSEOではありません。ある程度、認知が広がってからの対策で問題ないと思っています。
ここで言う「ディスカバリー」とは、発見から始まる商品購買を指します。近年、検索エンジンに何かキーワードを入力して商品を買うという動線にプラスして、例えば友人がFacebookやTwitterで呟いていることから商品を買ったり、知ったりするケースが増えてきているかと思います。
特にニュースなどに関しては、特に顕著かと思います。大手ECのAmazonでも、商品購入後の画面で自分が買った商品を各SNSにシェアするなどの施策もされています。著名人ではなくとも、ある程度SNSで繋がりを持っている人がこのように呟けば、フォロワーの目にも触れますし、商品認知の向上に繋がります。
趣味が近い友人が買った商品であれば、自分の好みにあった商品も多いはずです。レコメンデーションサービスの「この商品を買った人は、この商品も買っています」に親しいことがSNSでも起こっていると考えられます。
写真のセンスでフォロワーは増やせる!
SNSの中では「インスタグラム」、「ピンタレスト」、「タンブラー」辺りが今回のディスカバリーを小さな、始まったばかりのお店でも活用することができます。それぞれの特徴については、第2回の記事を復習してみてください。
多くのユーザーに「発見」され、「興味」を持ってもらい、「フォロー」してもらうには、前回の最後にも書いた「写真」がとても重要です。上記3SNSに共通していて、多くのフォロワーを獲得しているのは「センス」がある「写真」であることがわかります。必ずしも著名人である必要はないのです。
また、最近は違った角度でECへの動線を作るサービスもたくさんリリースされているので、その一部を紹介します。(続きはECzineで)
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