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ネットコン猿・道明寺猿ノ介が斬る!勘違いから学ぶネット広告&ネット経済

面白いサイトを作ったら、メディアレップに相談に行こうぜ!?の巻

閃いた!レップを超える新★商売

そうですね。まず、メディアレップというのは、媒体社と広告代理店をつなぐ存在であると。そして、なぜ他の媒体にはないのにネット業界にだけ存在するのかといえば、これはインターネット上の媒体数の多さが原因というわけでしたね

およそ1000にも上る媒体社の状況を把握しなければならないわけだから、こりゃ必要だよな

道明寺さんは、単なる『ピンハネ屋』だって言ってましたが……

ハハハ! ま、たまには勘違いもするのだ!

(白い目で)ちなみに道明寺さんは、今日の話では、どんなところが印象的でしたか?

そうだな。やっぱり、サイトを作ったはいいが、どうやって儲けたらわからなかった人でも、メディアレップに相談に行けばいいってことだな

DACの担当の人も、直接売り込みに来ていただいてけっこうですっておっしゃってましたしね。それにしても道明寺さん。なんか随分やる気ですが、サイトでも作るつもりですか?

いや、それよりも新しいビジネス形態を考えたので、そっちをやろうかと思う

どんな?

媒体社とメディアレップを繋ぐ仕事をするのだ

えー!

それで、あまりビジネスのことを知らないサイト作成者たちを集めて『おじさんが広告代理店に紹介してあげるよ』って言って、メディアレップに紹介すんの

それで?

それで、広告掲載が成立したら、我輩がメディアレップからお金を貰って、そこから3割くらい抜いて、残りのお金をサイト作っている兄さんたちに渡すんだ。我輩は右から左に紹介してあとは何もしない。寝ているだけで儲かるすごい商売じゃない?

つーか、それが完全なピンハネだから!

……こうして、またひとつインターネット広告界への理解を深めた道明寺猿ノ介。彼の真のコンサルタントを目指す戦いはまだまだ続くのであった。<つづく>

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この記事の著者

岡部 敬史(オカベ タカシ)

72年京都市生まれ。『別冊宝島』の編集を経て編集・執筆業。ブログ評論家。著書に『ブログ進化論――なぜ人は日記を晒すのか』(講談社プラスアルファ新書)、『Web2.0殺人事件』(イーストプレス)。『このWeb2.0がすごい!』(日経BP社)。編著書に『このブログがすごい!』(宝島社)などがある。個人のブログは『岡部敬史の編集記』

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/11/15 09:05 https://markezine.jp/article/detail/2117

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