ログリーは、ネイティブ広告プラットフォーム「logly lift」にて、ネイティブ広告枠を入札方式でリアルタイムに取引できる「logly lift Exchange」を発表した。同社は同サービスと媒体社向けネイティブ広告支援システム「logly lift for Publisher」を連携し、ネイティブ広告専用のアドエクスチェンジ事業を開始する。
これにより、広告事業者は「logly lift」の連携するメディアパートナーの在庫を、広告主に最適な方法で提供できるようになる。なお、「logly lift Exchange」の特徴は、入札金額の高低だけでなく、広告枠から遷移するページのコンテンツ性や掲載面との相性によって判断することができる点。
ネイティブ広告は、従来のディスプレイ広告とは異なり、出力フォーマットが統一されていないため、アドエクスチェンジ化は難しいとされてきた。これは、ネイティブ広告が媒体デザイン(トーン&マナー)と機能に合った広告掲載を重視することによる。一方、ログリーは、2012年10月より媒体の掲載面ごとにデザインとコンテキストを最適化配信するネイティブ広告システムを構築・運用してきたため、自社以外の広告事業者に対してメディアパートナーの在庫を提供することが可能となった。
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