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アドビ流オムニチャネル時代のデジタルマーケティング(AD)

オムニチャネルでのデジタルマーケティングを進化させるには?(4)~オフライン情報を活かす~

Adobe Audience Managerを用いたパーソナライゼーション

 MMPを利用するとAdobe AnalyticsとAdobe Targetだけでもこのようなパーソナライゼーションを簡単に実現することができます。これに加えて、広告出稿との連動や、オンラインでのコンバージョンなどのリアルタイムイベントを絡めるような、より進んだパーソナライゼーションを実現するには、DMP機能をもったAdobe Audience Managerの活用をお奨めします。

 それではAdobe Audience Managerを利用すると、どのような事が可能になるでしょうか?

 例を挙げると広告出稿においては、自社で定義したセグメントに対し、特定のメッセージを表示させることができます。先ほどのケースでいうと、自社で把握している「男性」「未婚」というプロファイルを持つユーザーに対してのみ、「本命ホワイトデー特集」に誘導する広告を露出し、特集ページへ直接集客する事ができます。

 そしてさらに特定のページ閲覧やオンラインでの購入などのリアルタイムイベントを絡めると、特集ページで商品を閲覧したが、その商品の購入に至らなかった会員には閲覧した商品を訴求する広告を表示し、サイト訪問時には前回閲覧していた商品を訴求する、といったコミュニケーションも実施できます。

 もちろんその逆で、一度でもサイト内ホワイトデー特集からアイテムを購入した会員には、その広告が表示されないように設定し、サイト訪問時にはホワイトデーではない他の特集をメインで訴求することで、マーケティングコストの無駄遣いを抑える、といった仕掛けも可能です。

特設ページ「オムニチャネルでのデジタルマーケティングを進化させるには?」公開中!

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この記事の著者

祖谷 考克(ソタニ タカヨシ)

アドビ株式会社 DXインターナショナルマーケティング本部 執行役員 本部長広告会社にてマーケティング領域全般のプロデュース業務に約15年従事。ブランドマーケティングだけでなく、デジタルコミュニケーション戦略立案、施策最適化など、デジタル領域でのプラニング/プロデュース業務も担う。2013年よりアドビ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2015/06/18 16:07 https://markezine.jp/article/detail/22004

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