SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第83号(2022年11月号)
特集「Web3、メタバース、NFT ── 最新技術が マーケティングに及ぼす影響」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究(PR)

【ニューバランス×マリンソフトウェア】ブランディング戦略に資するオンライン広告とソーシャルの在り方

 デジタルマーケティングにおいても、ブランディング戦略を重視する企業が増えつつある。オンライン広告およびソーシャルメディアはどのように影響し、貢献できるのだろうか。マーケターサイドとしてニューバランスの鈴木健氏を、テクノロジーサイドとしてオンラインマーケティングのプラットフォームを提供するマリンソフトウェアの森下順子氏、野澤智氏を招き話を伺った。

ブランディングでのデジタル活用は「まだまだこれから」

 オンライン広告およびソーシャルメディアは、企業のブランド戦略に対してどのような貢献ができるのか。マーケターサイドとしてニューバランスジャパン(以下、ニューバランス)の鈴木健氏を、テクノロジーサイドとしてオンラインマーケティングのプラットフォームを提供するマリンソフトウェアの森下順子氏、野澤智氏を招き話を伺った。

右から、株式会社ニューバランスジャパン マーケティング部長 鈴木健氏、マリンソフトウェア株式会社 ディスプレイビジネスデベロップメントAPAC ディレクター 森下順子氏、同社シニアプロダクトマネージャー野澤智氏
右から、株式会社ニューバランスジャパン マーケティング部長 鈴木健氏
マリンソフトウェア株式会社 ディスプレイビジネスデベロップメントAPAC ディレクター 森下順子氏
同社 シニアプロダクトマネージャー 野澤智氏

 雑誌などメディアへの露出も多く、若者を中心に強いブランド力を持つニューバランスだが、意外なことに同社マーケティング部長の鈴木氏は、ブランディング領域におけるデジタル活用について“社内ではまだまだこれからの認識が強い”と語る。モノづくり中心主義が強い社風で、いい製品を通して消費者にベネフィットを提供すること、それこそがブランディングであると考えてきたという。

 「特に日本では、市場の独自性として流通が強いことから、マーケティングとしても必然的に小売業などへの販促活動が中心となり、消費者への直接的なアピールは十分ではなかったと思います。今後はブランドとして顔を立て、製品の事業領域を増やすためにも、マーケティングを強化させる必要があると考えています」(鈴木氏)

 スポーツ関連製品のブランディングにおいて、一般的に知られているのが「選手販促・スポーツマーケテイング」と呼ばれる手法だ。これまでニューバランスではあえて積極的には行ってこなかったが、今後は力を入れて取り組んでいくという。また、2015年7月に新たなブランドプラットフォーム「ALWAYS IN BETA(オールウェーズ イン ベータ)」を発表し、企業広告として展開している。

混沌としたオンライン上にこそブランディング戦略の勝機あり?

 ニューバランスでは広告領域を担う「ブランドコミュニケーションチーム」、そして販促を行う「リテールマーケティングチーム」がそれぞれ連携し合い、ブランディング強化を図るという。その一環として、オンライン上でも様々な施策を展開し、相乗効果を上げていく必要性がある。

 「競合他社に比べてバジェットが小さい当社にとって、これまでのメディアではチャレンジャーとして厳しい立場にありました。しかし、メディア環境が変化し、混沌としたオンラインの世界では『お金があればなんとかなる』という既存のセオリーが通じなくなってきています。扱いにくい領域であることには変わりがありませんが、工夫次第で我々チャレンジャーの有効な武器になると捉えています」(鈴木氏)

 しかしながら、「やっている感」が見えにくいため、リテールに対して販促として効果を強調しにくいことや、広告の表現がどのくらいターゲットに訴求力を持つのか、クリック数やPVが目的に結びついているのか見通しが難しいなど、ブランディングをオンラインで展開するにあたり、まだまだ課題は多い。何をもってブランディングに結びついたのかという評価の軸を持たなければ、何となく数字を追いかけてわかったような気になってしまうという懸念もある。

 「定性的な観察を行えば直感的に状況がわかるのに、定量的なものだとむしろ何を意味するのか理解が難しい。それがオンラインにおける効果をわかりにくくしているのかもしれません」(鈴木氏)

次のページ
ブランディングの目標設定と効果測定をどう行うか

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

伊藤 真美(イトウマミ)

フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの製作などを経て独立。ビジネス系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2015/11/04 15:03 https://markezine.jp/article/detail/22932

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング