Ancarは、オンライン上で手軽に車を売主と買主が直接売買できるプラットフォーム「Ancar」ベータ版をリリースした。これまで車の売買では、買取店や販売店など複数の業者を介していた。結果、業者間で取引される度に消費税や業者の利益が車の価格に上乗せされ、売主は車を安く売り、買主は高く買わざるを得ない状況だった。同サービスでは、オンライン上で直接車を個人が売買できる仕組みを構築。売主はより高く車を売却でき、買主はより安く車を購入できるプラットフォームを実現している。
同サービスでは、まず売主が査定士の派遣を依頼する。その査定結果から同社が買い取る際の参考価格と、出品時の推奨価格帯が提示され、その価格に合意すると出品できる。出品後は、整備士による点検・整備を行い、その結果と車の写真を掲載。買主は査定・点検結果で車の状態を確認できるため、オンラインでより安全な車の購入が可能になっている。
【関連記事】
・CtoCハンドメイドマーケット「minne」、スマホアプリ累計200万ダウンロード突破!
・オールアバウトがディー・エル・マーケットを子会社化、CtoCデジタルコンテンツ販売市場へ参入
・ベネッセ、CtoCオンライン教育プラットフォームの米Udemyと提携、EdTechに参入
・Facebook、CtoCの売買を可能にする新機能「For Sale Group」開始
・ピースオブケイク、個人向けメディアサービス「note」リリース、CtoCでコンテンツ売買も可能に