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トヨタ、マサチューセッツ工科大・スタンフォード大と連携研究センター設立~クルマ等へ人工知能応用目指す

 トヨタ自動車(以下、トヨタ)は、米国のマサチューセッツ工科大学のコンピュータ科学・人工知能研究所(Computer Science and Artificial Intelligence Laboratory:以下、CSAIL)および、スタンフォード大学のスタンフォード人工知能研究所(Stanford Artificial Intelligence Laboratory:以下、SAIL)と、人工知能に関する研究で連携していくことに合意した。今後5年間でトヨタは、合計約5000万米ドルの予算を投じ、CSAILおよびSAILそれぞれと連携研究センターを設立する。

 両連携研究センターでは、クルマやロボットへの応用を目指し、1)様々な環境における物体の認識、2)高度な状況判断、3)人と機械との安全な相互協調などを実現するための研究を推進する。CSAILは周囲の環境を認知し、安全な走行を実現するための先進的なクルマのアーキテクチャーを研究する。一連の研究は、交通事故死の低減や、事故を予防するクルマの開発にも大きな役割を果たすと考えられる。一方、SAI視覚情報処理および機械学習、大規模データ解析などの技術に基づいて、クルマが様々な状況下で物体や人の動きを認識、予測し、安全で適切な判断をするための技術に取り組んでいく。

 また、トヨタは、米国国防総省の国防高等研究計画局が主催する災害救助用のロボット競技大会「DARPA Robotics Challenge」の元プログラムマネージャー、ギル・プラット博士を招聘し、同博士の協力のもとクルマやロボットの知能化研究を強化していく。なお、同連携研究センター設立には同博士も関わっており、両連携研究センターで今後実施する研究やその活用も博士の助言を得ながら推進していく。

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2015/10/23 19:12 https://markezine.jp/article/detail/23056

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