Marketoは、クラウド・コミュニケーション・プラットフォームを提供するNexmoと提携した。これにより、Marketoユーザーは、LINE、Viber、WeChatといったチャット・アプリを介したマーケティング・キャンペーンを実施できるようになる。
今回の提携により、Marketo製品群に、ブランドとCRMプラットフォームを好きなチャット・アプリにシームレスに接続できるNexmoのChat App API機能が加わる。
ForresterとIDCは、チャット・アプリについて、「顧客エンゲージメントにとって大きな機会を創出している」と述べている。一方、マーケターは、これらのプラットフォームを介した広告を試してきたものの、活動が自社のMAおよびCRMプラットフォームの外側で実施されてきたことから、全チャネル戦略の一環としてチャット上で、顧客にエンゲージできる手法が存在していなかった。
今回の提携により、Marketoの顧客エンゲージメント・プラットフォームとNexmoのChat App APIが組み合わさることで、より一層パーソナライズされた、ダイナミックな形でチャット・ユーザーにエンゲージできるようになる。
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