日本IBMは、クラウド型のマーケティング・ソリューション「IBM Marketing Cloud」を発表した。同ソリューションはクロスチャネル・キャンペーン管理機能に加え、サービス間のデータを統合するデータ・エクスチェンジ・プラットフォーム「Universal Behavior Exchange(ユニバーサル・ビヘイバー・エクスチェンジ、以下UBX)」、クロスチャネルのブランド体験を設計する「IBM Journey Designer」と、施策効果を分析する「IBM Journey Analytics」から構成される。
UBXを使用することで、マーケティング担当者はCRM、モバイル、ソーシャル、広告ソリューションなどを提供する認定パートナーと双方向のサービス連携が可能となる。これにより、あらゆるチャネルで一貫したブランド体験を即座に提供することができるようになる。
また、同ソリューションの提供開始に合わせて、UBXのオープン・エコシステム「IBM Marketing Cloud パートナー・ネットワーク・プログラム」を開始した。同プログラムには先行して、オプト、カレン、DAC、フリークアウトが参画している。
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