SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

定期誌「MarkeZine」

第81号(2022年9月号)
特集「すごいBtoB企業がやっていること」

定期誌購読者なら
誌面がウェブでも読めます

Instagram活用企業特集

手に届くオシャレを意識し、アプリインストール11%向上!楽天「ラクマ」のInstagram広告活用

ハッシュタグの鍵は利用者がハラ落ちできること

――運用の中で効果のある表現や、そうでないものの違いは見えてきましたか?

荻原氏:個人的に意外だった点が、ハッシュタグが少ない方が効率が良かった点です。一ユーザーとしてInstagramを使っているシーンを思い浮かべると、ハッシュタグの存在が大きいと思います。気になった画像からハッシュタグをタップして、新しい画像に出会いに行く。この行動はスタンダードなものだと思います。ですから、最初はハッシュタグに意識が向いていました。

 しかし、ハッシュタグがなくても絵に魅力があれば、良い結果が出ることがわかりました。当初の読みが外れてショックではありましたね(笑)。もしかしたら、様々なハッシュタグがついた投稿がフィードされるなかでは、シンプルな方が良いのかもしれません。

 もちろん、ハッシュタグも大事な構成要素に変わりありません。さらに運用を通して気付いたことですが、ハッシュタグの内容とクリエイティブがいかにマッチしているかも重要でした。例えば、自分の履いているスニーカーを撮った写真を使用した広告なら、「#手数料無料」よりも「#足元くら部」の方が反応がいい。ユーザーが見た時にハラ落ちできハッシュタグであることが大切なんです。現在、この仮説を基にクリエイティブとハッシュタグのつなぎ込みがうまくできないかを考えている所です。

このような写真ならば「#手数料無料」よりも「#足元くら部」
このような写真ならば「#手数料無料」よりも「#足元くら部」

――荻原さんが普段Instagramを使うからこその試行錯誤ですね。

荻原氏:それはあるかもしれません。Instagramは、わざわざ情報を探しに行くというより何気なく眺められるものだと実感しています。みなさん、見せることを意識しているように感じる。ですから、私もInstagramで広告を打つとなった段で、純粋に商品を並べて見せるだけでなく、並べ方も大事だと気を回せていると感じています。

Instagramと同様にラクマも自己表現の手段にしてほしい

――他の広告と意識してクリエイティブを変えている部分はありますか?

荻原氏:世界観を壊さないようにした。その一言に尽きます。Facebookでは価格訴求も多かったのですが、それとは違う方向性を意識しました。価格を表示するにしても、手書き風で見せるなど、細かいところまで気を使っています。

 Instagramは自己表現の場という意味合いも強いプラットフォームです。表現が好きな人たちが集っている所。そのような人たちに、「ラクマを使うと、こんなオシャレができるんだよ」と伝えるように意識していますね。自己表現の一環としてラクマも使っていただきたいと考えています。

――クリエイティブについて、考える機会が増えているようですね

荻原氏:そうですね。Instagramの利用を始めてから、クリエイティブを考える角度の幅が広がったと思います。既存のソーシャル広告は様々な企業のノウハウが蓄積・共有されていて、それを活用できます。一方でInstagramは実例が少ない為、一から考える必要がある。一般のユーザーが投稿している画像を参考に、クリエイティブの形を考えるなど、切り口を探る意味で非常に良い勉強になっていますね。

 また、他のソーシャルメディアとはユーザー層が違うことも実感ができて面白いですね。FaecbookとInstagramを重複して使用する人も多いと思いますが、やはりFacebookではリーチできていなかった層や、これまでアプローチできていなかった方にもアプローチできるようになってきたと感じています。

――最後に、今後チャレンジしたいことは何でしょうか?

荻原氏:FacebookやInstagramの使い分けを進めていきたいですね。Instagramではラクマが提供したい世界観を伝える場として活用していきたいと思います。また、今後はギミック感のあるオートパーツを見せる等、男性向けのクリエイティブを用意したいですね。さらに、現在は商品をメインに据えた写真を使用していますが、商品が日常に溶け込んだシーンや、商品を使用しているシーンを表現したアプローチも進めていきたいです。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
Instagram活用企業特集連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

伊藤 桃子(編集部)(イトウモモコ)

MarkeZine編集部員です。2013年までは書籍の編集をしていました。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2016/02/19 10:00 https://markezine.jp/article/detail/23818

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング