Facebookは、2015年にローンチした「リード獲得広告」に関して、新たに5つのアップデートを発表した。リード獲得広告とは、Facebookの利用者が同広告経由で資料請求や会員登録などの入力フォームに登録する際に、既にFacebookに登録している名前やメールアドレスなどの情報が該当欄に自動的に入力されるというもの。今回新たに更新された内容は次の通り。
- リード獲得広告のフォームがコピー可能に:広告主は、既存のリード獲得フォームのコピーを作成し、フォームの編集ができるようなった。例えば、グローバルに展開する場合、必要数フォームを複製した上で、マーケット固有の内容が求められる箇所のみ編集すれば済むようになる。
- より多くのCRMと連携可能に:リード獲得広告と連携可能なCRMプロバイダに、Constant Contact、InfusionSoft、Sparkroom、Salesforce Marketing Cloudなどが新たに追加された。
- 動画広告に対応:従来の写真広告に加え、新たに動画広告でも使用可能になった。
- 免責事項のカスタマイズ性を強化:リード獲得フォームの免責事項の部分に使用できるカスタマイズオプションが増えた。具体的には、免責事項のタイトル変更やハイパーリンクに対応、また利用者から同意を得るためのチェックボックスを追加できる。
- 広告作成ツールでも利用可能に:パワーエディタおよびAPI以外の広告作成ツールからも作成でがきるようになった。
【関連記事】
・Twitter、売上前年比160%に伸長 ライブ配信を含む動画広告で市場を拡大
・世界2億人以上のリーチ誇るアプリ内動画広告「Vungle」日本上陸
・Facebookの広告主が全世界で300万を突破、新機能追加も
・「ボケて」が累計4000万ボケを突破、FIVEと連携したモバイル動画広告の販売も開始
・antenna*の広告ラインナップがリニューアル、マス広告の概念取り入れた商品を展開