1年で新規会員数2倍、利益率20倍の好成績!
Twitter広告の活用を開始してから約1年だが、会員数は200%の成長率を遂げ、現在も同成長率の獲得が続いているという。一方、求人情報の施策では開始当初から1年で利益率が200%まで伸長した。バイト送客数としては、開始当初は全体の5%にも満たなかったが、直近では20%近くまで上がっているという。
PDCAサイクルを回す上で注意していることはスピード感だと両氏。特別なことはなく、こまめにチェックを続けていると語る。
「リスティングでPDCAを回すとなると、“よし、このクリエイティブで1か月間様子を見よう”といったペース感覚になることがあります。ですが、Twitterならば、おおよそ1時間後には結果がある程度わかる。この速さは魅力ですね。結局、適正な配信ができるか、きちんと当てられるかの要は天性の勘ではなく、日々のトライ&エラー。私たちも1時間に1回はデータをチェックしています。少しずつ軌道修正して、今があると考えています」(野口氏)
さらなる新施策を取り入れ、自社ブランドの確立へ
今年は、オーガニックでのユーザーコミュニケーションを大切にすることも含めて、ブランド確立を目指すという。
「その上で、さらに広告を運用していきたいですね。中長期的には、蓄積したノウハウを活かして学生さんが喜ぶキャンペーン等を仕掛けていきたいです」(北野氏)
「求人ではエリアを広げていきたいですね。現在は関西・関東という限られたエリアですが、学生さんは全国にいますから。また、クロスチャネルの対策も重要だと考えています。若年層向けのチャネルを連携させながら、Twitter施策の成果を上げていきたいです」(野口氏)
これを受け、「Twitterでは認知拡大や様々なマーケティングファネルにおける活用ノウハウも豊富、これからも一緒に取り組んでいければ」と中村氏と高井氏。例えば動画やアニメ施策は、工数や資金面もさることながら、ターゲットにヒットするコンテンツのアイディアも必要だ。トモノカイならば学生の感性も活かし、効率的で効果のある展開が可能かもしれない。