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「フリマアプリ」利用、1年で3倍以上に/4割以上が雑誌との接触機会「減った」【ジャストシステム調査】

 ジャストシステムは、同社が実施する「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」の2015年1月から12月までの調査データを総合的に分析、その内容を「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査~2015年度総集編【トレンドトピック版】」として発表した。

 調査では、若い女性を中心としたCtoCサービスの利用拡大や、回答者の4割が「雑誌」の接触頻度が減ったと答えていることなどが明らかになった。

20代女性のスマホショッピング利用率が3割に、約10%増加

 ネットショッピングする際に利用する機器として、最も多くの人が挙げたものは「PC(デスクトップ、ノート)」だった。利用率は90.0%(2014年6月度調査)から86.3%(2015年6月度調査)へと減少したが、「スマートフォン」(9.8%)や「タブレット型PC」(2.9%)に比べ依然高い利用率となっている。

 ただし、年代別で見ると若年層ほどネットショッピングに「スマートフォン」を利用する人が多く、「スマートフォンの」利用率は20代女性の場合では21.1%(2014年6月度調査)から30.3%(2015年6月度調査)に増加している。

「Web接客」は3人に1人が認知、利用は1割満たず

 Webサービスを利用する際、問い合わせフォームやメールで商品について問い合わせるのではなく、「チャット」などを利用してオンライン上でリアルタイムに商品の問い合わせができる「Web接客」を認知している人は29.1%だった。ただし、利用経験がある人は7.6%と、1割に達していない(2015年11月度調査)。

Amazonの「当日配送サービス」は認知率6割、利用率15%超

 ネットショッピングやコンビニエンスストアなどで注文した商品を当日あるいは数時間で配達してくれる「当日自宅配達サービス」で最も認知率が高かったものはAmazonの「当日お急ぎ便」(60.8%)だった。また、利用率についても他サービスは1割に満たないのに対し、15.7%(2015年12月度調査)と最も高い結果となった。

20代女性の「フリマアプリ」利用、1年で3倍以上に

 「フリマアプリ」の利用率が2014年から2015年にかけて大幅に伸長した。特に20代女性の利用増が顕著で、6.8%(2014年4月度調査)だった利用率が、22.0%(2015年3月度調査)と3倍以上となった。また、20代女性は「minne(ミンネ)」をはじめとした「ハンドメイドアプリ」の利用率も高く、12.0%(2015年3月度調査)が利用していることがわかった。

「TV視聴アプリ」の認知は5割超、内4割が「TV視聴機会が増えた」

 2015年10月にテレビ番組の無料見逃し配信サービス「TVer」を開始した。このようなスマートフォン上でテレビ番組コンテンツを視聴できる「TV視聴アプリ」について、56.2%が認知していると回答している(2015年11月度調査)。そのうち、「TV番組コンテンツの視聴機会が増える」と答えた人は47.3%だった。

4割以上が雑誌との接触機会「減った」

 スマートフォン利用後に最も接触頻度が変化したメディアは「雑誌」だった。「すごく減った」(13.2%)、「あきらかに減った」(11.7%)、「少し減った」(15.6%)を合計すると、40.5%の人が「減った」と感じていることがわかりった(2015年9月度調査)。

「ウェアラブルデバイス」への興味は横ばい

 「ウェアラブルデバイス」への興味はほぼ横ばいで、2014年6月度調査では「スマートウォッチ」への興味は23.7%だったのに対し、2015年11月度調査では23.8%とほとんど変化は見られなかった。しかし、認知率は2014年6月度調査では53.5%だったのに対し、2015年11月度調査では69.2%と増加した。

「格安スマホ」の認知・関心ともに高まっている傾向

 通信速度などが制限される代わりに月額料金が安い「格安スマホ」の認知率は64.9%(2014年5月調査)から81.3%(2015年5月調査)に増加している。興味がある人の合計は24.4%(2014年5月調査)から31.3%(2015年5月調査)に増加し、関心も高まっていることがわかった。

Webサービスのアプリ化進むも、主流はスマホでもWebから利用

 GoogleやYahoo!などのWebサービスをスマートフォンで利用する際、「アプリ」から利用する人がやや増加した。「Yahoo!」をアプリで利用する人の割合は17.8%(2015年6月調査)から19.8%(2015年10月度調査)、「Google」は16.8%(2015年6月度調査)から20.4%(2015年10月度調査)、「Amazon」は12.9%(2015年6月度調査)から18.1%(2015年10月度調査)となった。しかし、3サービスともにWebからの利用は依然50%を超えており、まだ主流はWebのようだ。

 【調査概要】
 調査名:『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査』
 調査期間:2015年1月~2015月12月の間、毎月1回実施
 調査対象:Fastaskのモニタのうち、15歳から69歳までを5歳ごとに、男女それぞれ50名ずつ割り付けて回収(合計1,100名)

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MarkeZine(マーケジン)
2016/03/24 19:23 https://markezine.jp/article/detail/24161

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