楽天グループのリンクシェア・ジャパンは3月24日、同社の「リンクシェア アフィリエイト」を利用する広告主を対象に、アフィリエイトサイトに訪れたユーザーが広告主の新規顧客かどうかを区別して広告表示できる新サービス「NX1（エヌエックスワン）」の提供を開始した。

　同社は、「リンクシェア アフィリエイト」を通じて蓄積しているアフィリエイト広告経由でのユーザーの購買行動分析から、サイト訪問者が広告主の新規顧客か既存顧客かどうかの区分情報をWebブラウザー別で保有している。そして今回、新サービスの対象となるアフィリエイトサイトには、この区分情報が連携されている。

　これにより、訪れるユーザーが新規顧客かどうかに応じて、サイトに表示する広告の訴求内容を変更することができる。また、新サービスの効果検証テストも事前に行われており、訴求内容を効率的に変化できた結果、導入前と比べて新規顧客獲得数が最大約6倍になった。

【関連記事】
・ トライステージとリンクシェア・ジャパン、インフォマーシャルとWEB広告を融合したサービス提供
・リンクシェア・ジャパン、アンバサダーの情報と消費者の購買活動の関係可視化するサービス提供へ
・リンクシェア・ジャパンとTubeMogulが連携～完全視聴型課金方式の動画広告メニュー提供へ
・アイスタイル、小売店支援事業を開始 ～第一弾は新規・見込み客のO2O支援サービス
・INDIGIM、デジタル広告到達率をターゲットセグメント別に詳細に計測する新商品を発表