イオンは、2016年6月(予定)より順次、新たな共通ポイント「WAON POINT」サービスを開始する。同サービスの開始にあわせて、現金での買い物にも対応する「WAON POINTカード」を新たに発行し、これまでイオングループ各社で運営していた会員組織、延べ会員数約1億人、カード57種類を順次統合していく。
サービスは「イオン」「マックスバリュ」「イオンモール」など、グループ各社が運営する店舗より順次サービスを開始し、2016年夏以降イオングループ以外の提携加盟店やネットでの買い物へサービスを拡大していく予定。
さらに同社は、「WAON POINT」サービスによりビッグデータ基盤を構築し、加盟店の顧客分析・販促活動を横断的に行い、店舗毎の品揃え・売場づくりの改善や商品開発への活用につなげるとともに、個々の顧客ニーズに適応したOne to Oneでのデジタルプロモーションを実施していく。
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