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四家正紀のネオコミュニケーション遊談

[mi]みたいもん!のいしたにさんと振り返る、2007年のネット事情(後編)


年末特別企画!ライター&ブロガーとして活躍している、いしたにまさきさんをお迎えして今年一年を振り返ります!後編では、テレビとネットの今後について迫ります。そして最後は恒例の「みたいもん」的、20008年の予想も!2008年にブレイクするのはアレだ!(前編はこちらへ 、中編はこちらへ )【バックナンバーはこちらから 】

遊談相手
いしたに まさき(ライター&ブロガー)
雑誌、ネット媒体やブログを中心にして主に生活に関する分析や評論を広く手がける。ガジェットやメガネなどのデバイスについても執筆多数。クチコミマーケティング・ブロガーグループ「ONEDARI BOYS」メンバー。2002年メディア芸術祭・特別賞「ライフスライス」受賞メンバー。共著に『ソーシャル・ネットワーキング・サービス 縁(えん)の手帖』『マーケティング 2.0』(いずれも翔泳社)、 『クチコミの技術』 (日経BP社)がある。

ブログ 「[mi]みたいもん!
クチコミマーケティングのパイオニア・おねだりボーイズ!「ONEDARI BOYS」 

メディアと枠の関係

四家
それと、ブログのもうひとつの特徴は、枠に限度がないことだと思うんですよ。新聞だって雑誌だって文字数があって全体の編成がある。テレビやラジオはもちろん時間が限られている。この件に関して言えば、新幹線だけでいきなりこんな大特集組んだらマスメディア成り立たないですよ。
いし
それはそうだ!
四家
でね、じゃあメディアが同じネタを繰り返すことがないかといえば、あるんです。それって他のネタがないときなんですよ。たとえば今年で言うと、朝青龍問題。
いし
ぶはは。
四家
あんなに、毎日毎日放送する理由がないでしょ。ふだん、そんなに相撲を取り扱わない番組まで、たいした進展もないのにくだらないコンテンツ流し続けた。放送枠埋めなきゃいけないから、仕方なくやってるだけですよ、あれ。
いし
そうですね。まあ、たぶんテレビ局も、本音としては、放送時間全部埋めたくはないんですよね、。ゴールデンだけでいいじゃんとw
四家
どうでもいい朝青龍ネタ流して、なぜ富士スピードウェイのネタを流さないのか。YouTubeで世界第三位なのに。テレビを中心としたマスメディアの、限界とは言わないけど曲がり角が、またひとつ明らかになったんじゃないかなと。

Tプロデューサーと遭遇!

四家
で、9月には、ONEADARI BOYSがめでたくWebクリエーションアウォードでユニット賞受賞
いし
ありがとうございます。まあ、よくぞ賞をもらえたもんだと思いますw
四家
この受賞パーティ会場で、同じく受賞者のプロデューサーTこと日本テレビの土屋敏男さんが向こうから接触して来たんですよね。
いし
ですね。受賞メンバーの中に、明らかに異色な人たちがいると。なんだ?と。
四家
かつて『電波少年』で一世を風靡して、いま第二日本テレビで次世代のテレビのあり方を模索している大物と、ブロガー集団がかくも簡単に出会っちゃって、さらには今年、いしたにさんたちが始めた動画ユニットtokyo driftにも登場したと。
いし
そうですね。自分たちがいちばんびっくりですね。そもそも、tokyo driftも一応私がプロデューサーなんですが、私が声かけてかき集めたわけじゃなくて、 なんか話をしていたら「もっとちゃんと動画やろうよ」って言うことを言うブロガーがいて、じゃあちょっとやってみますかと、そんな感じで始まりました。
四家
はいはい、これもまた、枠のないところから生まれるクリエイティビティみたいなもんかなと。
いし
で、まあそういうことを言う人たちなだけあって、主に編集しているのはぼくで、出る人・撮る人・エントリー書く人・デザインする人と分担しているので、それほど負担なく運営できてます。
四家
うまい具合にチームが機能してますよね。
いし
そうですね。ありがたい話です。

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この記事の著者

四家 正紀(シケ マサノリ)

株式会社カレン次世代ビジネスリサーチ室長。インターネット広告の草創期からWebマーケティングに携わり、現在はカレンにて次世代販促コミュニケーションについての研究活動と、ブログマーケティング・ブロガーリレーションズ案件のプロデューサーとして活躍。寄稿、講演多数。 ブログ カレン次世代ビジネスリサーチ室ブログ

著書

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/12/28 11:48 https://markezine.jp/article/detail/2427

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