パソナとマルケトは、企業のマーケティング支援サービスでの協業を発表した。同発表にあわせ両社は、5月30日より「マーケティングオートメーション(以下、MA)」と電話や電子メールなど非対面の施策を駆使する営業手法「インサイドセールス」を組み合わせ、成約確度の高い見込み顧客の開拓・関係強化を可能にするマーケティング支援サービス「インサイドセールスBPO」の提供を開始した。
昨今、MAツールの導入が進んでいる一方、同ツールでマーケティング部門の絞り込んだ見込み顧客が営業部門の要望と合致しないという課題を抱える企業が多く存在している。
今回両社が提供を開始したサービスでは、マルケトが提供するMAツールと、パソナが培ってきたコンタクトセンター運営ノウハウを活かしたインサイドセールスを組み合わせることで、オンラインとオフラインで見込み顧客に個別にアプローチ。これにより顧客ニーズの顕在化と、より深い関係構築を行う。
また、営業活動などで得られた顧客データの内容を外部データベースの活用により充実させるとともに、常に最新の情報に更新することができる。そのため、より効果的に現場ニーズに合致する見込み顧客を営業部門に引き継げる。
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