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リアル行動ターゲティング特集

リアル行動データの活用から生まれた「評価指標」、来店率とCPVとは?

リアル行動ターゲティングの鍵

 リアル行動ターゲティングを活用した広告運用において重要な変数は2つあります。地点の運用とクリエイティブです。

 地点の運用とは、ユーザーを集めたいと思っている場所(=終点)に対して、どのようなリアル行動をしている人(=始点)がその場所に行く傾向があるかを見て、その地点の登録や削除・類推をし、セグメント化する作業です。ヒートマップレポートの解説でも触れましたが、リアル行動データの強みは「位置の相関性」がわかることです。 地点の相関性がわかれば、その場所に行きやすい人、行きにくい人などの傾向がわかるので、この地点セグメントの運用が実際の来店に大きな影響を与える変数だといえます。

 もう1つの変数を見てみましょう。位置情報を利用した施策のクリエイティブは、ユーザーの行動によって変えるべきです。

 例えば、ユーザーの最寄り駅や勤務地などの情報を元に、ユーザー行動の中心をどこと捉えるかを考えることで、刺さる表現は異なるでしょう。企業の商材を打ち出すのか、店舗の情報を出すのか、クリエイティブの内容を考えることができます。

 これらをダイナミックに生成し、さらにアドフォーマットも適切なものを選定し出していくことが必要です。今後、リアル行動ターゲティングならではの新しい運用方法やクリエイティブが展開されていくでしょう。

 次回は、事例を交えて位置情報の活用方法をお伝えしたいと思います。

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この記事の著者

羽片 一人(ハカタ カズト)

株式会社サイバーエージェント
インターネット広告事業本部
アドテクコンサルティング局 局長
2009年株式会社サイバーエージェントへ入社。インターネット広告事業本部にて営業に従事。2010年株式会社CA Beatを設立、代表取締役社長に就任。メディア事業、ゲームコミュニティ事業の立ち上げを...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2016/06/27 10:00 https://markezine.jp/article/detail/24566

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