トランスコスモスは、LINEやFacebook Messengerなどのメッセンジャーアプリを利用した顧客コミュニケーションサービスにbotを使った自動応答サービスを導入し、トランスコスモスの100%子会社であるcaramoが運営するECサイト「藤巻百貨店」において今秋から運用を開始する。
新サービスでは、米国のReply, Inc.が開発したbot構築用プラットフォーム「Reply.ai」とLINE、Facebook Messengerなどのメッセンジャーアプリを連携させて、顧客からの問い合わせに対する自動応答を可能にする。また、必要に応じて有人対応に切り替え、オペレーターが直接サポートする。
同サービスを利用するクライアントにとっては、自動応答サービスにより顧客を待たせることなく対応を行うことができ、一部の業務を自動化することで、人件費の削減も可能となる。
botの設計や運用チューニングには、トランスコスモスが15年以上に渡って提供してきた「FAQコンサルティングサービス」のノウハウを活用。FAQコンサルティングサービスでは、経験豊富なAIストラテジスト100名が、コールやメールのログから顧客の求める回答や説明のレベルを抽出。FAQサイトの現状をコンテンツカバー率で把握し、FAQ整備からbotの設計開発までをワンストップで提供する。
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