サイバーエージェントの連結子会社で、広告メディア事業を展開するサイバー・バズは、「女性ユーザーのSNSを活用した購買行動」調査第2弾として「ハッシュタグ検索と購買行動の関係性」について調査した。
昨今、Instagram内でのハッシュタグ検索の利用が増加している。同調査では、Instagramユーザーが実際にハッシュタグ検索から商品購入を行っているかを調べるため、週1回以上Instagramを利用している女性ユーザー208名を対象に調査を実施した。
約6割の女性ユーザーがハッシュタグ検索をすると回答
まず、「Instagramにおいてハッシュタグ検索をしますか」(単一回答)と質問したところ、全体で61.5%が「検索する」と回答。20代が82.7%と最も高い数値となり、30代や40代と比較すると若年層の検索率が高いことがわかった。
約4割はハッシュタグ検索きっかけに購入
続いて、ハッシュタグ検索をすると回答したユーザー176名に、「Instagramにおいてハッシュタグ検索をした結果を参考にして、商品やサービスの購入に至った経験はありますか」(単一回答)と聞いた。その結果、全体の41.5%が購入した経験があると回答し、年代別では20代が60.5%と最も高い数値となった。
検索されるハッシュタグのカテゴリは?
Instagramでハッシュタグ検索をするユーザーが、何を目的に検索しているかを調べるため、「社名・ブランド名・サービス名」を除いた7つのハッシュタグカテゴリ(※)を用意。そして、どのカテゴリで検索するか、カテゴリごとの検索目的が何かを検証した。
その結果、趣味やライフスタイルに関するハッシュタグや人物、動物、地域、店舗名などのハッシュタグで検索するとの回答が目立った。
※7つのハッシュタグカテゴリ
・ビジュアル系ハッシュタグ (#おフェロメイク,#ママコーデ,#花嫁コーデ,#オフショル など)
・趣味・ライフスタイル系ハッシュタグ (#おうちごはん,#女子旅,宅飲み など)
・地名・店舗名・イベント名(#結婚記念日,#渋谷ラーメン など)
・人名、動物名(#タレント名,#ハムスター,#うさぎ など)
・商品カテゴリ(#シャンプー,#スニーカー など)
・気持ち(#happy,#love,#ワクワク など)
・その他
また、ハッシュタグカテゴリにより差異はあるものの、全体傾向としてInstagramユーザーは「商品購入」を目的としてハッシュタグ検索を活用していることがわかった。
【調査概要】
調査主体 :株式会社サイバー・バズ
調査内容 :検索におけるInstagramの利用動向
調査地域 :全国
調査対象者:10代から40代の女性
調査方法 :インターネット調査
調査機関 :株式会社マクロミル
調査期間 :2016年8月29日(月)~2016年8月30日(火)
有効回答数:10代、20代、30代、40代、各女性52サンプル
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