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中国から世界の検索市場へ、百度が日本向けサイト「Baidu.jp」を本格オープン

 百度公司の日本法人である百度株式会社は、世界進出の第1号として日本市場向けサービスである「Baidu.jp」を本格オープンした。提供を開始したのは、ウェブ・画像・動画・ブログ検索の4つ。同社は、既存サービスを単純にスライドするのではなく、すべて日本市場のために一からカスタマイズしたサービスを提供するという。

「百度」のトップページ。

 Baiduの検索技術は、Webサイトのリンク構成での評価を主体とせず、ユーザー行動を主体としたアルゴリズム、漢字を使ういわゆる「ダブルバイト」圏の持つ文化・文明・言葉の多様性に着目したキーワードの意味理解技術を特徴としている。

 Baiduの総裁兼CEOであるRobin Li(ロビン・リー)氏は「今回の本格サービスの開始は、日本でのチャレンジの第一歩。今回、公開するコアサービスを起点に、日本ユーザーのニーズ・行動にあったサービス・機能を順次投入し、日本、そしてアジアの検索ポータルサイトとしての存在感を示していければと」と語っている。

記者発表会は、六本木で開催された。
左から百度株式会社取締役 舛田氏、同社外取締役 出井氏、
百度公司総裁兼CEO ロビン・リー氏、百度株式会社代表取締役 陳氏

【関連リンク】
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2008/01/23 22:32 https://markezine.jp/article/detail/2535

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