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MarkeZine Day 2025 Retail

マーケターのためのアプリデータ活用入門

生活の中に広がるモバイルアプリ、自社でアプリを提供したいと考えたときに見るべきデータとは?

継続して利用してもらうために「競合アプリとリテンション比較」を

 ダウンロードしてもらったアプリをより頻繁に使ってもらうために、運用を続ける必要があります。人気アプリを生み出している企業や人の中でも、運用こそがもっとも重要だという声は少なくありません。

 しかし実際にはアプリをつくっただけで、終えてしまっている企業も多いのではないでしょうか。アプリが継続的に使われているかどうかを測る指標としてリテンションという指標があります。これはアプリがダウンロードされてから1日後、2日後、1週間後、1ヵ月後といった中長期的なスパンで見たときに何%の人が継続的にアプリを使っているかを示す指標です。より継続的にアプリを使ってもらうために、競合アプリとリテンションを比較し、リテンションの差がどのような機能や施策によってうまれているのか、実際にアプリを見て探っていくことが重要です。

まとめ

 モバイルアプリは消費者にとって最も重要なスクリーンとして存在感を増す一方ですが、ユーザーの時間やアテンションを奪い合う競争が厳しくなっているのも事実だと思います。この競争を勝ち抜き、モバイルアプリで顧客との接点を強固なものにするには、「勘」や「経験」ではなく、アプリの企画・運用の各段階における徹底したデータ活用が重要になります。

 本連載の次回以降では、今回紹介したようなデータを、アプリを運営する企業やアプリ運営を支援する企業が、どのように用いているか事例をもとに紹介していきます。次回もお楽しみに。

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この記事の著者

滝澤 琢人(タキザワ タクト)

 App Annie 日本代表ディレクター
 1996年に自ら起業し、ウェブプロダクション、データセンター、EC、 オンラインゲームの運営、パブリッシング事業など、B2B、B2C、IT・ デジタルメディア分野で 様々なレイヤーの事業創出を17年間経験。2014年3月より日本の新規営業・ 事業開発担当としてApp An...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2016/11/15 10:00 https://markezine.jp/article/detail/25380

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